水溶性のビタミンC誘導体で皮脂の分泌量を抑える!

水溶性ビタミンC誘導体の種類を知ろう!

スキンケアはその人の肌質に合わせて行わなければなりませんが、脂性肌の人でどのようなスキンケアをすればよいか分からず悩んでいる人もいるかと思います。脂性肌の人は、水溶性のビタミンC誘導体を使い皮脂の分泌量を抑えるとよいでしょう。水溶性ビタミンCには種類があり、自分に合ったものを選んで使うことが大事です。

まず、リン酸アスコルビルという種類があります。通常これにはナトリウムかマグネシウムが含まれています。ナトリウムの方は美白効果やニキビ跡のケアに効果があるとされ、マグネシウムの方はそれに加えてよりお肌に優しいという特徴があります。次に、L-アスコルビン酸-2グルコシドというビタミンC誘導体は化粧水によく使われていて、持続時間が長いという特徴があります。3つ目はビタミンCエチルで、メラニンをつくる酵素を阻害し、即効性が高いという特徴があります。

なぜ水溶性ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑えられるの?

では、なぜ水溶性ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑えられるのでしょうか。その理由にはまず、ビタミンCに皮脂分泌をコントロールする作用があるという点があります。脂性肌の人から過剰にでてしまう皮脂をビタミンCが適切な量にしてくれるため、これまでの肌の悩みを改善してくれるのです。

また、水溶性ビタミンC誘導体は皮膚に浸透しやすい特徴もあります。皮脂が多く分泌されていると、有効成分が皮膚に浸透しにくく上手く効果を発揮できません。水溶性ビタミンCが配合された化粧品等であれば、そうした状況下にある肌にもしっかり有効成分を届けることができます。さらにコラーゲンやヒアルロン酸の生成を助ける働きもあり、肌のハリや潤いを保つ効果が期待できるのも肌をよい方向に導きます。